皆さん方からいただいた質問に対してお答えをさせていただいています。

今日の質問です。

「中古マンションを購入しました。1カ月ほどした頃、天井から水が漏れてきて、「家電などの家財道具が壊れてしまいました。どのような対応をしたらよいでしょうか?」ということです。

びっくりしますよね。

中古マンションを買ったら。

上の階があるかないか、最上階なのか分かりませんが、例えば、中間階としますね。

まず考えられるのは、上の階の方が水漏れを起こしたということです。

稀にあるのですけど、洗濯機の水がこぼれたということか、例えば、水が詰まって流し台からということもあります。

過去、何度かこんなことに出くわしたことがあります。

まず、上階の漏水。

いわゆる洗濯機からホースが外れて水が出たということになって、その水が下の解に伝わって水漏れをして、例えば、テレビの上に落ちてきたとか、オーディオの上に水が落ちてきてとか、家具の上に水が漏れてきたということで大変なことになったということもありますよね、そういうことは。

この場合は上の階の方に漏水を起こした責任がありますから、その方が対応するということになります。

多くの方は火災保険を掛けていらっしゃいます。

ほぼ皆さん掛けていると思うのです。

マンションそのものは非常に燃えにくいものですから、戸建てに比べると火災保険の代金は非常に低くて済むのですが。

火災保険でオプションがいろいろありまして、皆さんたぶん入っていたら、そのことで上の階の方、第三者に対する迷惑をかけた場合はお金が出るとなっている場合が多いので、ここで見積りを取って保険会社に費用請求をしてお金を出してもらうというのが原則です。

洗濯機から水が漏れたとかいう場合以外に、上の階から、例えば、漏れてきたとしたら、最上階の場合は屋上の防水、もしくは外壁からの浸水って結構あるのです。

雨漏りって、皆さん屋根だと思うのですが、壁も結構あります。

壁から入ってきたりする場合とか、そういう場合はどうかと言うと、これはいわゆる共用部分ですから、管理をしている管理組合に話をして、管理組合がどう対応するかということになります。

最近の管理会社、マンション管理会社は、そういうハード管理、建物のメンテナンスとか、長期修繕計画を立てて長期修繕工事を行う工事の段取りとか、管理会社自らが修繕工事をするとかいうところも結構ありますので、そういう、いわゆる建築の専門家、修繕専門家も社内のスタッフとして大手の場合はいますので、そういう方に見ていただくということになると、大体のことは判明します。

外壁からの水漏れであれば、管理会社のほうで見てもらって、管理組合、皆さんが積み立てている修繕積立金から修理をする。

中の二次災害についてはケースバイケースですけど、ここも相談をされながら進んでいくと思います。

火災保険の内容によって変わります。

管理組合も共用部分に火災保険を掛けています。

だから、ここで対応ができるかどうかというのも、まずは管理会社の方にご相談をすると。

管理会社の方も担当者によって、軽く動いてくれる方とあまり理解できていない方がいらっしゃるので、ちょっとモタモタするのだったら、「ちょっとこの方分からないので分かる方に代えてください」とはっきり申し上げた方が良いです。

2カ月、3カ月振り回されて結局何もできなかったという担当者もいらっしゃるから、1カ月…、2~3週間で事が進まないようであれば、管理会社の上の方につないでいただいて、「さっさとしてよ」ということをおっしゃることもとても大事だと思います。

あと、それから、共用部分とすれば、これが中古マンションでも、築10年、20年のものか、30年、40年のものかでちょっと状況が変わります。

マンションというのは、最近のマンションは工法も使っている材質もとても進歩していますから、今後、新築後30年、40年経っても大きい問題はたぶん起こりませんが、40年前、30年前に建てられたマンションであれば、特に水道管、この辺りが劣化が進む場合があります。

いろいろな種類があるのです。

最近はいわゆるビニールのように見えるけど、とても性能の良い耐久性のある材料があるので、こういう水道管の場合は問題ないのですが、昔は鉄のパイプなのです。

鉄だけでしたら錆びるので、内側にビニールがついているライニング鋼管というのがよく使われていました。

こういうのも、実は錆びてきて穴が開いたりするのです。

だから、マンションで30年超えている場合だったら、大概の管理組合なら「水道管をどうするか」というのが議題になったりしていますけど、そういうところからの水漏れであれば、これはちょっとお金も時間も掛かることがあります。

ただ、漏れているものは大至急修理はしていただくのですが、マンション全体でどうするかという問題に発展する場合があります。

もうお金を掛けて水道管を全部やり買えるというマンションも中にはありますが、これは結構少ないです。

建物そのものは大丈夫ですが、水道管に問題があるマンションって結構あります。

これは対応する必要があると思います。

長く水漏れが続くと、床に影響があります。

マンションの床というのはフローリングで木ですが、水が入ると膨れてきます。

材料が伸びて、とても住めるような状態じゃなくなって、端っこに木がとげが立ったようになってきて怪我をしたり、非常に危険な状態になります。

だから、床がたわんでくるとか、沈んでくるとかいうことにならないように早期解決をしたいし、もし、そうなった場合は早めに対応することがとても大事です。

いろいろな原因があるので一概に言えませんが、上階の水漏れなら比較的簡単、共用部分で水道管等に欠陥があった場合は時間が掛かる。

でも、大至急対応していただく。

まずは管理会社の担当者に連絡をする。

上階の方に状況説明をして、「水が漏れていませんか?」と聞く。

これは急いでやる必要があると思います。

専門家というのはいていないようなもので、管理会社の技術的な方が専門家になるかもしれませんが、そういう方に早く動いていただくということがとても大事だと思います。

驚かれていると思いますけど、大至急相談されることをお勧めしたいと思います。

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