コロナの影響で、家探しの方法にも変化が見られる、という報道があります。

テレワークが浸透し、都心への集中需要が緩和され、郊外のニーズが高まっている、というニュースです。

また、マンションなどでも、テレワーク用の書斎があるなど、間取りについてもトレンドが変わっているようです。

■コロナ禍なのに強気な売り手

一部のアンケートでは、「今が売り時だと思う」や「どちらかというと売り時だと思う」と回答した売主が、約50パーセントに上る、という発表がありました。

「不動産の価格が上昇している」、「好条件での売却が期待できる」といった意見が大勢を占めているようです。

ただ、一部、「今後の景気が不透明だから」といった理由もあります。

実際にここ数年の不動産価格を見てみると、都心を中心に大幅な価格上昇が続いていました。

一方で、都心の商業エリアでは、空室数が上昇しており、価格の下落も見られます。

今後の不動産価格については、やや注意が必要な状況です。

■買い時は物件価格が下がってから?

それでは、住宅購入検討者にとっての買い時はいつなのでしょうか?

現時点で物件価格が高めである、という点はありますが、物件価格が下がるのを待つ、という判断も、一概にはお勧めできません。

実際に、購入検討者の意識調査でも、3割近い方が「買い時だと思う」と判断しているようです。

その理由としては、「住宅ローンの金利が低水準だから」が6割を超えました。

フラット35の35年間固定金利でも1パーセント台、変動金利にすると1パーセントを切る、という金利は、歴史上類を見ない低金利です。

不動産価格が下がっても、金利が1パーセントでも上がってしまえば、不動産価格の下落分などはすぐに相殺されてしまいます。

必ず金利が上がるわけではありませんが、同時に不動産価格が下がる確証もありません。

■不動産を見るポイント⇒値下がりしにくい物件を選択する

高過ぎる物件を購入することはもちろん避けたいですが、弊社では「値下がりしないこと」を重視することをお勧めしています。

たとえば、5000万円で買った物件が、10年後に4500万円で売れれば、年間の家賃は50万円です(※)。1ヶ月4万円ちょっとで住めた計算になります。

(※不動産売買の諸費用や、固定資産税等は考慮していません。)

一方で、4000万円で買った物件が、10年後に2000万円にしかならなければ、年間家賃200万円、月々16万円強の計算となってしまいます。

購入金額が1000万円安かったとしても、総支出で見れば、高くても値下がりしにくい物件を購入するほうがメリットが大きいのです。

■不動産購入のポイントは、立地と金利

失敗しない住宅購入は「立地」と「金利」にかかっています。

将来的に需要がなくならない立地にあること、が最重要ポイントです。

駅から遠い、洪水被害や液状化で危険、将来のインフラ整備維持が心配、といったエリアは将来的に価格が下がる可能性が高いです。

また、住まい購入の総支出を決めるのは、住宅ローンの金利です。

物件の価格だけでなく、住宅ローン金利の動向についても、注意する必要があります。

0.1%の差が総支出にどれだけ影響するかシミュレーションしてみましょう。0.1%といえどバカにできません。

☆不動産のことで何かお困りのことがあれば、アーキ不動産(岡山市中区)にご相談ください。

弊社代表は一級建築士でもあり、不動産コンサルティングマスターの資格も持っています。

不動産・住宅に関するあらゆる疑問・質問にお答えします。